タスポ(taspo)と優秀な公務員 | 走るのに疲れたら、歩けばいいじゃん!

タスポ(taspo)と優秀な公務員

★タスポ(taspo)導入の目的
・未成年者の喫煙を防止すること

★タスポ(taspo)運営団体
・社団法人日本たばこ協会
・全国タバコ販売協同組合連合会
・日本自動販売機工業会が運営

★タスポ(taspo)の認識の仕組み
・携帯電話モジュールを組み込んだ自動販売機
・システム全体の統括はNTTデータ
・協力会社:NECトーキン、大日本印刷、トッパン・フォームズ、トランスコスモス、日立製作所、ベルシステム24
※優秀な天下り公務員がいらっしゃる企業もある

★タスポ(taspo)のコスト
・初期投資 900億円、ランニングコスト年間100億円?

★間違っている日本たばこ協会のCM
「全国のたばこ自動販売機では、『taspo(タスポ(taspo))』がないと買えなくなります。」
※運転免許証年齢識別も認可されている

★タバコ自動販売機
・全国に約62万台

★日本の喫煙人口
・約2,600万人


未成年者の喫煙を防止のために、タスポ(taspo)を導入して自動販売機でタバコが買えないようにするなら、自動販売機でのタバコ販売を止めてコンビニなど体面販売にすればよい

タバコの自動販売機がなくなっても、未成年者の喫煙防止のためなら、喫煙者は店頭で購入することに異論はないだろう。

そうならないのは、優秀な公務員のお陰。
タスポ(taspo)は、パチンコのカード化でカード会社が警察官僚の天下り先になったのと同じ構図。

タバコは財務省利権で、従来はJTへの天下りは常識。

JTは、国内需要が減っても、海外輸出を増やしているから業績は悪くはない。

だが、利権優先の法改正は、関連民間企業には天下りをできなくしたかわりに、社団法人への天下りを逃げ道に残した。

つまり、優秀な公務員が、自分の天下り先&利権構造を税金で作った、というわけ。


おまけ。

★タスポ(taspo)の不思議
・自動販売機相手に、なぜ顔写真がいるの?